私の薬剤師転職記!意外と重要だった情報収集術。転職サイトはここを見よ!

薬剤師として働くなかでみんなが感じることってなんだと思いますか?
一人一人思い描くことは違うかもしれませんが、きっと一度は頭の中をよぎったことがあるでしょう。
そう。『転職』です。
きっとドキッとした方が多いはずです。
一般的に高給取りだと言われる薬剤師ですが、その職場環境は勤務先で大きく異なります。
ただ、転職って考えても不安ですよね?
今回は、転職を行ったときに感じた私の経験談を踏まえて、『薬剤師の転職』についてご紹介していきましょう。

私の転職理由とは

私の転職理由を話す前に私の自己紹介をしようと思います。 私は6年制薬学部を卒業した一期生です。 卒業後は地元の病院(600床)に勤めました。 同期は私を含めて4人(男:3人、女:1人)でバランスは悪かったですが、長期実務実習の時に知り合った友達だったのでとても心強かったのを覚えています。 1年目の時は仕事を覚えるのでいっぱいいっぱいでした。 先輩薬剤師に言われるがまあ日々に業務に追われ、よく4人で愚痴を言い合って過ごしていました。 そんな私も2,3年目となると、職場の雰囲気を良く感じ取れるようになりました。 私の転職理由は、そんな職場の違和感が発端です。

きちんと指導をしてくれなかった先輩

私が入職したころは職場の先輩は20人を超えていました。 少し少ないかと思うかもしれませんが、6年制薬剤師が世に出るまで少し薬剤酢不足の時期があったので仕方ありません。 とても厳しく指導をしてもらっていたと思っていましたが、冷静に考えるとそんなことはなかったみたいです。 薬剤師の基本といっても過言ではない調剤を教わるときのことです。 調剤室にシフトされた私に先輩から言われたのはほんの一言。 『これ、調剤室もマニュアルだから一通り読んでおいて』 さすがの私も頭の上に『?』が浮かびます。 新人の頃は私も素直だったので、渡されたマニュアルを一通りみて常に白衣に忍ばせていましたが、それも無駄だとわかるまでに時間はかかりませんでした。 というのも、私のいた病院のマニュアルは本当にずさんで、新人薬剤師が出来るべき項目のみ羅列がしてあり、できる、だいたいできる、まだできない、できないの4段階評価をするための印鑑を押す枠があるのみでした。 一番大切なその項目を満たすために必要な情報が何一つありません。 それは先輩薬剤師から一子相伝のように教わるだけのお粗末な内容で、私たち4人の新人薬剤師が飲みながら照らし合わせると言うこと成すことばらばらで統率が全くありませんでした。 それどころか、『教えたことと違う』と怒られる始末。 嫌気がさすのに時間はかかりませんね。

理不尽な残業

の病院は残業が多いことで有名だったことがあとからわかります。 蓋を開けてみると、薬剤師の基本である調剤室が業務終了の17時に終わりません。 当たり前のように20時まで馬車馬のように働くのが日常化していました。 薬剤部としてなら人数が少ないとかいろいろな理由をつけて我慢できます。 ですが、病棟に上がっている先輩は自分の仕事が終わってしまうと調剤室を覗くこともなく帰ってしまいます。 あの背中に何度怒りを覚えたことか。 一生忘れませんよ。 部署の仕事は部署が簡潔させるものと言わんばかりで、私のいた薬剤部には全く協調性がありません。 自分が良ければそれで良いと言わんばかりの対応ばかりでした。

心もとない給料

なんといっても食べていくことが必要最低限だと思います。 仕事内容に見合った給料って必要ですよね? 私がいた病院は、公務員に準ずる給与形態をとっていました。 そのため、新卒薬剤師の初任給は200,800円です。 他の手当は次の通りです。

住宅手当:27,000円

夜勤手当:6,500円

時間外手当:10,000~20,000円

総支給額:244,300~254,300円

時間外手当が少しでもついていたのでブラック企業ではないかとは思います。 しかし、実際には月に30~40時間は平気で時間外業務を行っていました。 時には、45時間を超過することもありましたが、『規定で45時間以上はつけることが出来ないから修正しておいて』とかなり多く差っ引かれた時間を提示されていました。 薬剤師の給料で総支給額が25万円前後ってどう思います? 学生から社会人になった時はこんなに多くもらえるのかって感激したものです。 しかし、現実には、これから各種税金が引かれます。 そして、友人の薬剤師はこれよりも多くの給料をもらっていることを目の当たりにすることとなります。 せめて時間外業務分がきちんと支給されればと思うこともありましたが、それは無理な願いだったようです。 2年目からは引かれる税金が多くなり、より家計を圧迫します。 ここからは余談ですが、私は学生時代奨学金を借りていました。 月々の返済額は35,000円です。 この金額が私どれくらいの影響力があるかお分かりいただけるでしょうか? モチベーションなんて上がるわけもありません。 こうして考えると転職を考えて行動するようになったのは自然の運びでしょう。

転職方法に転職サイトを利用してみて感じたこと

正直根はまじめな方だと思います。 な仕事を辞めるなんてこれまでの人生経験では味わったことのない不安がありました。 就職活動は経験があっても、転職活動には全くの経験がないからです。 しかも、転職活動は、『仕事と並行で行わなければならない』といった、就職活動と一変した一面を持っています。 なにせ、働かなければ無一文。 奨学金を返済するどころか食べていくこともできません。 なので、私の転職スタイルは、『使えるものは使っていこう』でした。 とはいっても、1つのサイトだけでは不安が残ります。 最低でも3つの会社に登録してみようと思い、マイナビ薬剤師、薬剤師求人.com、CBキャリアに登録して転職活動をスタートさせました。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は私が検索した条件で一番上位に出てきたのでチョイスしました。 このサイトは、今の資格状況や転職先の就労条件、連絡先などの個人情報を記載して登録します。 登録して一番驚いたのは、その案件数です。 さすが一番上位にヒットしたせいか、どんどん私の希望条件に該当する案件を提示してくれました。 この点はさすが大手といったところでしょう。 ただ、私にとってですが、ここがあだとなりました。 仕事をしながら転職活動を始めた私は、多く提示される案件にすべて目を通せるわけではありません(なにせ残業が多かったもので・・・)。 そのため、せっかく提案していただいた案件もスルーしてしまうこともしばしば。 大手だからできる圧倒的数も、私のようなめんどくさがり屋には適さなかったみたいです。 もうひとつ残念なことがありました。 それは、希望している条件と異なる条件だったことです。 私は、病院薬剤師として働き出しました。 自分でいうのもなんですが、上昇志向があり、専門薬剤師などの資格や博士号の学位を取得可能な案件を最優先事項として挙げさせてもらいました。 しかし、提案された案件には、この資格取得を満たせるものは少なく、給与面や時間外勤務の待遇面など重視するものが多く、私の眼鏡にかなう案件が少なかったこともマイナスです。 ただ、初めて連絡させてもらった会社なので、私の愚痴である部分が強く出すぎてしまったのかなとも反省しています。 お金は大事ですよね。 私の感想は、案件を確認できる時間があれば良かったです。

薬剤師求人.com

ランキング上位ばかりを責めるのは私の性分にありません。 だって、人が決めたランキングですよ? 何かしらのデータや確証を得ていないものなんて怖いの一言で片付いてしまいます。 なので、あえてランキング上位に出てこない転職サイトを選ぼうと思いました。 どれくらい知名度があるのかは結局わからずじまいでごめんなさい。 ただ、このサイトの一番驚くべき点は、『レスポンスの速さ』です。 サイトに転職条件などの必要条件や連絡先を登録してどれくらいで連絡がきたと思いますか? 夜に登録して次の日の午前9時ですよ。 仕事中でしたが、たまたまスマホを持っていたので電話に出ることが出来ました。 最初は、『仕事中に連絡してくるなんてなんて失礼な』と思いましたが、今思えばこれが誠意だったのでしょう。 登録した3社で一番のレスポンスだったのはとても驚きでしたね。 ただ、私が煩わしいと思ったことを一つだけ紹介します。 レスポンス良くとんとんと話が進んだのでとてもよかったのですが・・・。 電話が長いんです!!! 情報を得るためと電話を30分以上しまいした。 冒頭で少々お時間をと言われましたが、少々ではない(笑)。 しかも、1社なのに担当がたくさんいるのか、電話が立て続いて3回もきてちょっとお腹いっぱいでしたね。 なので3×30分以上です。 3人目の担当さんには大変失礼だとは思いましたが、だいぶはしょらせてもらいました。 ただ、そのレスポンスは紹介案件にも生きているのか、送っていただける内容はとても良い内容ばかりでした(ちょっと通えないだろ・・と思う1つを除いて)。 私の感想は、電話に耐えれるのであれば外せないです。

CBキャリア

CBキャリアは私が最後にたどり着いたサイトです。 ネットサーフィンのし過ぎで行きついた道のりは忘れました。 ただ、私の第一印象は、『医師の求人も取り扱っている』という点でした。 薬剤師と医師は処方箋と薬といった切っても切れない関係にあります。 そのため、医師と薬剤師のかかわりを重視しているという部分で私の評価は良かったです。 サイトの利用方法は他の会社とほとんど変わりません。 必要事項を入力して転職開始です。 ただ、『あれっ?』て思った点があります。 それは、サイトに登録しないと案件が閲覧できないことでした。 だいたいどのサイトも、見本的な案件を掲示していますが、CBキャリアにはそれがありませんでした。 機密情報が多いのでしょうか? 利用して一番感じたことを紹介しましょう。 それは、『紹介案件が少ないこと』でした。 他の2社は言い方を悪くすると手当たり次第でそのネットワークを生かし数で勝負といった印象でした。 しかし、CBキャリアは紹介案件こそ少なかったですが、定時情報の質は一番良かったと実感しています。 私の感想は、量より質です。

私が一押しする転職サイト

私の転職には、マイナビ薬剤師、薬剤師求人.com、CBキャリアの3社を利用しました。 利用、経験した私のお勧めはCBキャリアです。 転職先もCBキャリアで紹介していただいた病院にしました。 その理由を紹介したいと思います。

情報の正確性

私は、次の3点が転職のきっかけでした。

① 後輩育成環境のずさんさ

② ブラックではないにしろ多くのサービス残業

③ 給料の低さ

いざ転職をしようと考えて行動したとき、ふと感じたことがあります。 それは、『転職先で同じ失敗を繰り返さない』です。 3つの不満を改善すれば問題かと思っていました。 しかし、それでは私本来の希望である、専門薬剤師や学位などの資格取得の夢をあきらめることに繋がりかねません。 本質を見失って目先の利益のみを追求する転職の探し方はまずいのではないかと考え直した私にCBキャリアのアドバイザーさんは私にこうアドバイスをしてくれました。 『○○さんが学生の頃に持っていた気持ちを思い出して転職ではく、就職活動をするつもりでいてください』と。 こんな真摯な言葉をかけてくれるアドバイザーなら一緒に転職活動を行ってもいいと思いました。 もらったアドバイスをいかし、目先の改善でなく、私が本来目指していたものを達成できる条件を提示してくれました。 それには、転職先候補である病院がどれくらいの専門・認定薬剤師の数がいるか、学会発表や論文数、学位取得の方法などのほかの転職する人ではあまり聞かないであろう情報もきちんと調べてくれました。 条件が厳しいせいか提示された病院は2つのみでしたが、私の希望を叶えることのできる病院を選ぶことが出来たと思っています。

薬剤師の情報のみならず医師側の情報

薬剤師として働く上では、職場の雰囲気はとても重要です。 薬剤師にとどまらず、医師や看護師など他の医療職種との関係性はチーム医療になくてはならないものになりました。 私の前の病院や友人の病院では、薬剤師は薬を用意する人、処方も漏れがないかをチェックする人などそれはひどい言われようでした。 私はチーム医療に薬剤師は必須だと考えています。 そのため、医師との連携は必須となります。 薬剤師がないがしろにしている病院に行くわけがありませんね。 私が提案された2つの病院のうち、1つはまさにこの薬剤師の地位が低い病院でした。 職場同士を比べるなんてほとんど来ません。 前情報なしでは、転職を改めて考える理由の一つになりかねない有力な情報を教えていただけることが出来てとても満足しています。

まとめ

私の転職動機は、薬剤師なら誰もが思う理由ではないでしょうか? 辞めるにやめることが出来ないなど職場環境は色々とあり自由に行動できない薬剤師も多いかと思います。 でも、人生一度きりですよ? 学生の頃を思い出してみてください。 夢や希望に溢れていませんでしたか? 私は、あいにく夢を兼ねることのできない環境に埋もれるところでした。 夢への一歩はあなたの現状から抜け出すその行動一つかもしれません。 良い転職はお早めに。