だんだん都内から遠くに転勤!異動に次ぐ異動に疲れて他の調剤薬局へと転職
私は都内出身で、生まれも育ちも都内でした。6年制薬学部を卒業後、中規模の調剤薬局チェーンに入社をしました。これまでずっと実家だったので、自立をしたいと考えて、借り上げ社宅を利用できる会社を選び、一人暮らしをはじめました。はじめての一人暮らしは刺激的でしたが、実家からも近く、特に不自由はありませんでした。しかし、次第に遠くに異動を命じられるようになり、転職を決意しました。
転職をしようと思った経緯
新卒で中規模の調剤薬局チェーンに入社
私は大学を卒業後、中規模の調剤薬局チェーンに入社しました。これまではずっと実家に住んでいて、生まれも育ちも都内でした。親の方針で、学生のうちは一人暮らしをさせてもらえませんでしたが、社会人になったら一人暮らしをしたい!と夢見ていましたね。なので、就職活動の中で重視したのは、借り上げ社宅の制度です。借り上げ社宅があれば、そんなに負担をかけずに一人暮らしが出来ると考えたのです。大学のキャリアアドバイザーからは、大手の会社では30歳になると借り上げ社宅がなくなるところもある、と聞いていました。なので、借り上げ社宅がずっともらえる会社を探し、この会社を選びました。
西東京の店舗に配属
はじめに配属になったのは、西東京にある店舗でした。23区内ではありませんが、実家からも比較的近く、まわりに友人も多かったので不自由はありませんでしたね。正直を言うと23区内が良かったのですが、店舗自体も多くなく、新人研修向けの店舗ではないということでした。借り上げ社宅は小田急線沿いで、駅から徒歩10分程度の1Kでした。駅から少し遠かったですが、築年数が浅く、風呂トイレ別だったので、住みやすかったですね。新人のうちはわからないことも多かったですが、OJTで付いてくれた先輩が優しい方で、いろいろと教えてくれたので良かったです。新人時代から2年くらいを、この店舗で過ごしました。
神奈川県中部の店舗に異動
4年目を迎えて、次に異動となったのは、神奈川県中部の店舗でした。厚木市にある店舗です。こちらも沿線上ではあったので、今回もまた通勤には不自由しませんでした。しかし、夜20時まで営業している店舗だったので、終わった後の都内に遊びに行くというようなことはできなくなりました。家は変わりなかったので、休日は都内に遊びに行ったり、趣味のフットサルを楽しんだりはしていましたが、友人と食事に行ったりする機会はかなり減ってしまいましたね。このころから、少し不満が出るようになりました。
神奈川県西部に転居を伴う異動
さらに、5年目のタイミングで、転居を伴う異動を言い渡されました。異動先は神奈川県の西部で、静岡のほぼ隣でした。こうなるといよいよ、都内に遊びに行くことも難しくなってきます。新幹線を使わなければ、都内の主要地まで1時間半かかってしまいますからね・・・。配属先は、複数の店舗をかけもちとなり、中には静岡の店舗もありました。地方の方は優しい方が多く、ご飯もおいしかったのですが、娯楽はほとんどありません。近くに箱根や御殿場、富士山などはありましたが、車はおろか、運転免許もを持っていなかったので、ほとんど楽しめませんでした。趣味のフットサルも、遠くてなかなか顔を出せません。
都内へ戻る希望を出すも通らず
若いうちからこのままでは勿体ないと考えて、都内へ戻りたいという希望を出しました。親からも、「だんだん遠くなるけど大丈夫?」と心配されていましたし。前から上司には何となく伝えてはいたのですが、今回は正式に伝えました。しかし、「今は人が足りないからもう少し待って」ということで、お茶を濁されてしまいました。その後も何度か伝えましたが、「人が足りない」「タイミングを見て」「店舗が回らなくなる」など、私の望む回答は得られませんでした。大学時代から仲の良かった友人に相談したところ、「それは転職しかないよ」と言われ、本格的に転職をしようと考えるようになりました。
色々考えて転職会社紹介サイトを利用したこと
やはり都内に戻りたい
転職に当たってまず考えたのは、やはり都内に戻りたいということでした。今の職場では、仕事内容が嫌というわけではありませんが、やっぱり仕事だけでなく、プライベートが充実することも人生では重要だと思います。知り合いも都内に多く、実家も都内なので、今後のことを考えると都内にいた方がいろいろと便利だということもありましたね。今の会社で希望が通れば一番良いのですが、都内を希望している方はかなり多いらしく、順番が回ってくるのはいつになるかわかりません。友人のアドバイス通り、転職をする方が良いのでしょう。
初の転職なので自力では不安
転職を決意したものの、初めての転職だったので、自力では不安でした。よく言われる「3年の壁」は超えていたので、転職できないということはないとは思いましたが、何をどうしていいのかわかりません。インターネットを使っていろいろと企業の情報を集めましたが、なかなか応募に踏み切れませんでした。「急に面接と言われたらどうしよう」「服装や履歴書はどうしたら良い?」「もっと他に良い企業があるのではないか」など、さまざまな不安がよぎりしました。
転職サイトを紹介されるが数が多い
このままではダメだと思い、友人に面接の服装や履歴書の書き方を聞いたところ、「転職サイトを使わないなんて珍しいね」と言われました。どうやら、転職するときには、ほとんどの方が転職サイトを使うようですね。たしかに薬剤師向けの情報誌にも、転職サイトの広告がいろいろと出ています。調べると、ほとんどのサイトが無償で利用可能なので、早速登録をしようと考えました。しかし、友人からのアドバイスで、「転職サイトにもいろいろあるから、良く選んだ方が良い」ということを聞いていたので、これまた登録に踏み切れずにいました。
3社を紹介してもらえる『転職会社紹介サイト』を利用
そんなときに見つけたのが、『転職会社紹介サイト』の存在でした。自分で転職サイトを決めなくても、転職サイトに精通した担当者が、おススメの転職サイトを紹介してくれるというものです。同じ内容を何度も入力するということもなく、時間の節約にもなりそうだったので、早速利用しました。 私が利用したのは、「UP薬剤師というサービスです。口コミや評判も良く、サイトも見やすかったので、選びました。
3社中1社を選び、転職活動を行った内容
3社のうちから1社に絞って転職活動を開始!
登録してからすぐに、3社の担当者から連絡がありました。はじめのうちは3社のカウンセリングすべてに対応していましたが、同じ内容の繰り返しになることや、重複した転職先を紹介されてしまう可能性があるということで、1社に絞ることにしました。どこもしっかりとした会社だったので、コンサルタントとの相性に加えて、面接や履歴書のサポートをしてくれるかどうかに重点を置きました。そのうちの1社は面接や履歴書のサポートに力を入れており、実際に面会して書類のチェックをしてくれるということだったので、ここなら任せられると思い、選びました。「気になったことがあれば、些細なことでも相談して」と言われたことが印象的でしたね。
求人の絞り込み
まずは、私の経歴やスキルを確認して、希望の職場の条件を聞かれました。「東京都内にずっと住める」「借り上げ社宅が欲しい」「年収は現状維持で良い」「お休みは多い方が良いが相談可能」ということで希望を出し、アドバイスをもらいました。具体的な数値を提示することが重要ということだったので、「年収480万円以上」「休日115日以上」として、再度希望を出しました。条件としてはそこまで厳しくはなかったようで、複数の企業を提案してもらえました。候補の中で気になったのは、カフェスタイルの薬局を展開している調剤薬局グループでした。都内を中心に展開しており、転勤は原則無いという薬局でした。その他にも、2社、すべり止めの薬局を選びました。
面接対策と履歴書作成サポート
応募する求人が決まったので、面接対策と履歴書作成のサポートをお願いしました。男性であれば、スーツにネクタイで、ビジネス用のカバンを用意するようにということでした。よほど奇抜な格好でなければ、ビジネスカジュアルで面接を受ける方もいるが、まだ若いので、スーツの方が無難だということです。「特別難しいことはないんだな」と感じましたね。履歴書は、ひな形となる見本をもらったので、それを参考にして一度書いてみて、実際にお会いした際に見てもらいました。訂正点についても、スマートフォンで写真を撮影して、メールに添付することでアドバイスをしてもらえました。とても助かりました。
内定を獲得し、転職が決まる!
面接対策や履歴書サポートのおかげもあり、スムーズに内定をもらうことができました。「ここまでしっかりとしている人は、なかなかいない」とほめてもらえたので、「さすが専門のコンサルタントだな」と、改めて思いました。自分だけの力では、うまくいかなかったと思います。すべり止めとして選考を進めていた会社にも、コンサルタントの方が辞退の連絡をしてくださったので、こちらから連絡せずに済んだので助かりました。すごく良い担当の方だったので、断るのが申し訳なくて。転職が決まり、今の会社の退職も受理されたので、特に問題なく退職することができました。
転職を行って結果どうなったか
都内のエリアに戻ることができた
転職を行うことで、都内のエリアに帰ってくることができました。新卒時の借り上げ社宅と異なり、自分で物件を選ぶことが出来たので、少し金額は高いですが駅から近い物件を選びました。仕事で疲れて帰ってきても、駅からそんなに歩かずに帰宅できるので、助かっています。以前の会社では、私が抜けてしまったことも影響してしまい、静岡県の人手が相変わらず足りていないようです。私同様に多くのスタッフが転勤させられているそうなので、あのまま勤務していたら、いつまでも抜け出せずにいたと思います。
配属は通勤できる範囲内に
今回の職場では、雇用条件として、転勤がないことを確約して頂いています。自宅から通勤できる範囲内の勤務となるので、以前のように転勤におびえることはありません。今後結婚することや、両親の介護をする機会が出てきたとしても、転勤が無いということは大きなメリットだと思います。
ワークライフバランスが改善
都内はやはり過ごしやすく、実家に帰省したり、昔からの友人と遊んだりすることも増えました。しばらく空いてしまいましたが、趣味のフットサルも再開して、プライベートも充実しています。ワークライフバランスがとれている職場では、仕事にも力が入りますね。カフェスタイルの薬局は雰囲気も良く、これまでとは違ったおしゃれな職場で、昔の同期からもうらやましがられています。
転職の成功させるために『転職会社紹介サイト』を活用しよう!
薬剤師の転職において、転職サイトを利用することは当たり前ということですが、私のおすすめは、『転職会社紹介サイト』の活用です。転職サイトも、会社によってはいいかげんなところもあるということなので、複数の転職サイトを比べることが重要だと思います。私のように転職の経験がなく、サポートをして欲しいという場合には、絶対に活用するべきです。登録の手間も1度で済み、選りすぐられたサイトから3社を提案してもらえるので、UP薬剤師おすすめですよ!